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1551)2016年10月1日コラムアクセス  築地市場賃料が2位

 2016年7〜9月の3ヶ月間の鑑定コラムの記事のアクセス統計を記す。

 築地市場の家賃を論じた鑑定コラム1410)が2位に登場した。

 このコラムは、およそ1年前の2015年11月8日に発表したコラム記事である。

 このコラム記事に突如アクセスが増えてきたのは、1ヶ月程度前の8月20日頃からである。

 小池百合子氏が都知事選で、築地市場の豊洲市場の移転について、「一旦立ち止まって検証することも必要」と云い、その小池百合子氏が都知事に当選してしまったため、その発言の現実性が高くなった。それに触発されてアクセスが急増したようである。

 アクセスが急増していることに気づき、2016年8月31日に鑑定コラム1534)に「鑑定コラム1410)にアクセスが多い」と云う記事をアップした。

 一日に100件、50件とアクセスが続けば、マイナーな当ホームページのアクセス数の上位にランクしてしまう。

 しかし、2位になるまでのアクセス数があるとは思わなかった。

 未だ一日に10件、20件のアクセスが続いている。

 18位に鑑定コラム74)「新潟鐵工所と会社更生法」の記事が入った。

 鑑定コラム74)は、2002年11月25日に発表した。約14年前に発表した記事である。

 14年前の発表記事に、何故多くのアクセスがあるのか。私にはさっぱり理由が分からない。

 この新潟鐵工所のコラム記事アクセスが多いことに気付いて、2016年6月5日に鑑定コラム1499)「新潟鐵工所の記事にアクセスが多い」の記事アップした。

 私の知らないところで、新潟鐵工所が話題になっているようである。

 17位のゴルフ場の固定資産税は高すぎると論じた鑑定コラム174)は、前3ヶ月(2016年4月〜6月)の集計にも20位内に入っていた。

 ゴルフ場の固定資産税について、高いと思っている人が多くいるようである。

 ゴルフ場のある市町村の税務課は、ゴルフ場の固定資産税課税額が適正であるのか一度見直しした方がよいではなかろうかと私は思う。

 鑑定コラム174)にアクセスすると云うことは、ゴルフ場の固定資産税について、減額訴訟をするかもしれない可能性があると云うことの証拠ではなかろうかと私は判断する。

 ゴルフ場の固定資産課税評価額が高いかどうかを判断する一つの手法を以下で述べる。これはあくまでも平均土地価格での話である。

 鑑定コラム1519)「ゴルフ場の地代は年間u211円」で、ゴルフ場経営の最大手の株式会社アコーディア・ゴルフの年間支払地代について記事を書いた。

 年間地代はu当り211円であった。

 ゴルフ場の地代は、固定資産税の金額によって決定されており、固定資産税の2倍が標準である。

 とすると、その土地の固定資産税は、u当り105円ということになる。

 課税標準価額は、固定資産税の税率は1.4%であるから、

                    105円      
               ──────  = 7,500円                            
                   0.014

u当り7,500円と求められる。

 ゴルフ場の課税価格が、u当り7,500円を著しく超過していた場合は、課税価格は高いと云うことになる。

 ゴルフ場がある市町村の税務課は、ゴルフ場課税評価額の見直しのメルクマールが分かったのであるから、早速見直しの検討に取りかかった方が良い。

 ゴルフ場経営関係者も、課税評価額を面積で割って、u当りの単価を求めて見た方が良い。

 但し、先に述べたが、u当り7,500円の価格は、あくまでも日本全国平均の価格であり、山奥のゴルフ場の場合は、その価格よりも甚だ安くなり、住宅地に近いゴルフ場の場合は甚だ高い土地価格になることを認識しておいて欲しい。

 そして所有ゴルフ場の固定資産税が高いか安いかの最終的判断の指標は、売上高に対して固定資産税の占める割合がどれ程かを知って判断することである。

 鑑定コラム174)「ゴルフ場の固定資産税は高すぎる」で述べているが、固定資産税が売上高の6.9%を越えていたら、固定資産税は高いと判断すべきと私は思う。

 6.9%の根拠は、固定資産税の売上高に占める割合の平均は9.8%である。標準偏差は0.029であるから、標準偏差の1倍を減じた

       0.098−0.029=0.069

6.9%が妥当な割合と判断される。

 事務所や店舗を借りていて、その賃料が高いと判断された時は、賃借人は賃貸人に対して賃料減額訴訟をおこして、賃料を低くすることが出来る。

 それは借地借家法に基づく正当な法律行為であり、その法律をゴルフ場の固定資産税には適用出来ないが、支払能力の限界を超えているゴルフ場の固定資産税にあっても、固定資産税の減額があって当然と私は思う。

 下記に、2016年7月〜9月までの3ヶ月間のアクセス上位20位までのコラム記事一覧を記す。

 1位    鑑定コラム337)「経済的耐用年数とは」
  2位    鑑定コラム1410)「都の卸売市場の家賃はいくらか」
 3位      鑑定コラム187)「土地使用貸借の価格は更地価格の20%にもなるのか」
 4位    鑑定コラム18)「店舗売上高と家賃割合」
 5位   鑑定コラム268)「定期借地権の地代」

 6位    鑑定コラム1135)「主要都市・観光地の客室稼働率(25年6月直前1年間)」  7位   鑑定コラム19)「還元利回りの求め方」  8位    鑑定コラム61)「地代と公租公課倍率法」  9位   鑑定コラム403)「水道管埋設工事費はどれ程かかるか」  10位   鑑定コラム293)「売上高の28%がホテルの賃料という鑑定書」
 11位   鑑定コラム703)「建付減価は建物解体費相当が限度では無いのか」  12位 鑑定コラム925)「事務所、病院、工場、倉庫の建築工事費」 13位 鑑定コラム820)「火野正平自転車のこころ旅」 14位 鑑定コラム1344)「平成26年の県別類型別宿泊施設の客室稼働率」  15位   鑑定コラム57)「RC造と見紛うPC住宅」
 16位   鑑定コラム1110)「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」  17位 鑑定コラム174)「ゴルフ場の固定資産税は高すぎる」  18位   鑑定コラム74)「新潟鐵工所と会社更生法」 19位  鑑定コラム1515)「無茶高な岩手のRC造建築費 27年RC造建築工事費」  20位   鑑定コラム296)「家賃の利回りを大幅に上回る驚くべき地代利回り」

 上位20のコラムとはどういう内容のものか、改めて興味を持たれた方は、下記鑑定コラムをクリックすれば、記事に繋がります。

 1位    鑑定コラム337)「経済的耐用年数とは」

2位    鑑定コラム1410)「都の卸売市場の家賃はいくらか」

 3位 鑑定コラム187)「土地使用貸借の価格は更地価格の20%にもなるのか」

 4位    鑑定コラム18)「店舗売上高と家賃割合」

 5位   鑑定コラム268)「定期借地権の地代」

 6位    鑑定コラム1135)「主要都市・観光地の客室稼働率(25年6月直前1年間)」

 7位   鑑定コラム19)「還元利回りの求め方」

 8位    鑑定コラム61)「地代と公租公課倍率法」

 9位   鑑定コラム403)「水道管埋設工事費はどれ程かかるか」

 10位   鑑定コラム293)「売上高の28%がホテルの賃料という鑑定書」

 11位   鑑定コラム703)「建付減価は建物解体費相当が限度では無いのか」

 12位 鑑定コラム925)「事務所、病院、工場、倉庫の建築工事費」

13位 鑑定コラム820)「火野正平自転車のこころ旅」

14位 鑑定コラム1344)「平成26年の県別類型別宿泊施設の客室稼働率」

 15位   鑑定コラム57)「RC造と見紛うPC住宅」

 16位   鑑定コラム1110)「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」

 17位 鑑定コラム174)「ゴルフ場の固定資産税は高すぎる」

 18位   鑑定コラム74)「新潟鐵工所と会社更生法」

19位  鑑定コラム1515)「無茶高な岩手のRC造建築費 27年RC造建築工事費」

 20位   鑑定コラム296)「家賃の利回りを大幅に上回る驚くべき地代利回り」



  鑑定コラム1534)「鑑定コラム1410)にアクセスが多い」

  鑑定コラム1499)「新潟鐵工所の記事にアクセスが多い」

  鑑定コラム1519)「ゴルフ場の地代は年間u211円」

  鑑定コラム1511)「2016年7月1日コラムアクセス   グラパシホテルが2位」


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