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2780) ロシア、ウクライナ侵攻30ヶ月目 世界株価ロシア下位1位の0.746


 ロシアが、ウクライナ南東部2州に傀儡政権を作り、ウクライナに侵攻して30ヶ月目になった。

 2024年8月24日の世界株価を記す。

 戦況及びウクライナ状況、世界の外交等の動きを、新聞ウエブの主な見出等を時系列に下記に列記する。

****


2024年7月25日 21時03分 NHK
・ロシアの兵器保管施設 ウクライナ軍の攻撃でほぼ全壊か

2024年7月27日 05:00 読売新聞
・ウクライナ軍の無人機、ロシア軍の大規模武器庫をほぼ壊滅

2024年7月27日 9:02 産経新聞 共同
・ウクライナ選手団船上パレードで「栄光あれ」 ロシアとベラルーシは参加できず パリ五輪

2024年7月29日 Forbes JAPAN
・ロシア軍はクラヒウカの東にあるウクライナ側の防御線を突破しようと24日に大規模な突撃を行っていた。この攻撃はウクライナ軍の精鋭部隊、第79独立空中強襲旅団の地雷や大砲、ミサイル、ドローン(無人機)を連携させた防御に阻まれた。第79旅団によると、ロシア側は大破した戦車6両と歩兵戦闘車両7両、焼けたオートバイ12台(つまり投入した全オートバイ)を残して撤退し、人的損失も死者40人、負傷者37人にのぼった。

2024年07月30日 06時02分 【キーウ共同】
・ウクライナ軍参謀本部は29日、ロシア西部クルスク州にある複数の変電所を攻撃し、4カ所で爆発が起きたと発表した。周辺で停電が起きた。ウクライナに展開するロシア軍に軍需物資を輸送する鉄道の関連施設だとしている。

2024年7月31日16時43分 [キーウ 31日 ロイター]
・ ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)に大規模な無人機(ドローン)攻撃を仕掛けたと、キーウの軍当局トップ、セルヒイ・ポプコ氏が31日、明らかにした。

 ウクライナの防空システムが同日午前6時30分(日本時間午後12時30分)までに30機以上のドローンを破壊したという。

2024年08月04日01時07分配信 時事通信
・ロシア潜水艦を撃沈と発表 ウクライナ軍、ミサイルも損傷
 ウクライナ軍参謀本部は3日、ロシアの実効支配下にあるウクライナ南部クリミア半島の軍港セバストポリで、ロシア軍の潜水艦「ロストフナドヌー」を撃沈したと発表した。SNSに声明を投稿した。

2024年8月8日 1時12分 朝日新聞
・ロシア国防省などによると、ウクライナ軍が6日早朝、ロシア南西部クルスク州で越境攻撃を行った。地元当局は、少なくとも市民5人が死亡したと発表。ロシアの独立系メディアは11の集落が占領された可能性があると伝えており、ロシアのウクライナ侵攻後、ウクライナ側による最大規模の越境攻撃との見方も出ている。

2024年8月8日12:32配信 時事
・ウクライナがロシアに越境攻撃、主要ガス施設制圧との情報も クルスク州に非常事態宣言

2024年8月9日 21時18分 NHK
・ウクライナのクリメンコ内相は9日、SNSで、東部ドネツク州のコスチャンチニウカにあるショッピングセンターにロシア軍の攻撃があり、これまでに10人が死亡、35人がけがをしたと明らかにしました。

2024年8月11日 13時13分 朝日新聞
・ロシア緊急事態省は10日、ウクライナ軍の越境攻撃を受けているロシア南西部クルスク州の国境地帯から、7万6千人以上を避難させたと明らかにした。タス通信が伝えた。ロシア軍は戦力を増強しているが、ウクライナ側が主導権を握っているとの見方が強く、当面はロシア領内での戦闘が続くとみられる。

2024年08月15日10時05分配信 時事通信
・ロシア西部の町制圧完了 従軍記者も現地入り―ウクライナ総司令官

2024年08月18日 06時20分【ベルリン共同】
・ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙電子版は17日、同国が来年の予算案に計上した対ウクライナ軍事支援は40億ユーロ(約6500億円)で、今年の約80億ユーロから半減する見込みだと報じた。

2024年08月18日20時32分配信 時事通信
・ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は18日、越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で新たに橋を攻撃したと明らかにした。

2024年8月19日 CNN ヤフー
・ウクライナの越境攻撃で攻守逆転、ロシアは防衛態勢の強化に奔走
 米当局者はCNNの取材に対し、ロシアがウクライナの越境攻撃に対処すべく、ウクライナ国内の占領地から数千人の兵士を移動させたと明らかにした。ロシアのプーチン大統領は徴集兵を配備せざるを得なくなり、徴集兵を前線には派遣しないとの約束を覆した。

2024年08月20日17時02分配信 【キーウAFP=時事】
・ゼレンスキー氏、攻勢・和平両面で圧力 ロシアは交渉の可能性否定

2024年8月21日 17:11 日経新聞
・ロシア国防省は21日、首都モスクワなどロシア各地にウクライナによるドローン(無人機)攻撃があったと発表した。モスクワや、ウクライナと国境を接する西部地域などに飛来した無人機45機を撃墜した。

2024年8月22日 8時11分 [モスクワ 21日 ロイター] ライブドア
・ロシアのプーチン大統領の側近の1人であるセルゲイ・チェメゾフ氏は、米国が「挑発」を続け、今後もウクライナによる越境攻撃を容認するなら、西側は世界戦争の危険に直面することになると警告した。

2024年08月23日08時18分配信 時事通信
・クリミア行きロシア船沈没 ウクライナ軍がミサイル攻撃

2024年8月23日 22:20 【キーウ=黒瀬悦成】産経新聞
・インドのモディ首相は23日、ロシアに侵略されたウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した。ゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナの戦況などについて話し合った。インド首相によるウクライナ訪問は、両国が1992年に外交関係を結んで以来初めて。

2024年8月24日 0:00配信【キーウ=蒔田一彦】読売新聞
・ロシアがウクライナへの侵略を開始して24日で2年半となる。露軍が東部で攻勢を継続するのに対し、ウクライナ軍は露西部クルスク州への越境攻撃や露領内への無人機攻撃で対抗している。戦闘が終結する気配はない。

2024年8月24日 17:01配信 テレビ朝日系(ANN)
・ロシア領内への越境攻撃に沈黙するプーチン大統領 避難者への補償は約1万6000円

2024年08月24日18時51分配信 【パリ時事】
・ウクライナのゼレンスキー大統領は、独立記念日とロシアによる侵攻開始から2年半の節目に当たる24日、ビデオ演説を公開した。ロシアに対する反撃は「早晩、あらゆる地点に及ぶだろう」と述べ、軍事施設などの標的を拡大する可能性を示唆した。


****


 ウクライナ侵攻前の2022年2月23日の世界株価を1.0とすると、2024年8月24日の世界株価の平均は、1.227となった。前月比▲2.0%下落である。

 過去の株価数値は下記である。
            2022年2月23日(侵攻前日)       1.000
            2022年3月24日(1ヶ月目)               0.999
            2022年4月24日(2ヶ月目)               0.994
            2022年5月24日(3ヶ月目)               0.963
            2022年6月24日(4ヶ月目)               0.931
            2022年7月24日(5ヶ月目)               0.943
            2022年8月24日(6ヶ月目)               0.974
            2022年9月24日(7ヶ月目)               0.918
            2022年10月24日(8ヶ月目)              0.926
            2022年11月24日(9ヶ月目)              0.996
      2022年12月24日(10ヶ月目)             0.985
      2023年1月24日(11ヶ月目)             1.030
      2023年2月24日(12ヶ月目)             1.025
      2023年3月24日(13ヶ月目)             0.994
      2023年4月24日(14ヶ月目)             1.035
            2023年5月24日(15ヶ月目)              1.022
            2023年6月24日(16ヶ月目)              1.041
            2023年7月24日(17ヶ月目)              1.085
            2023年8月24日(18ヶ月目)              1.081
            2023年9月24日(19ヶ月目)              1.085
            2023年10月24日(20ヶ月目)             1.045
            2023年11月24日(21ヶ月目)             1.092
            2023年12月24日(22ヶ月目)             1.107
            2024年01月24日(23ヶ月目)             1.122
            2024年02月24日(24ヶ月目)             1.176
            2024年03月24日(25ヶ月目)             1.198
            2024年04月24日(26ヶ月目)             1.205
            2024年05月25日(27ヶ月目)           1.241
            2024年06月24日(28ヶ月目)           1.232
            2024年07月24日(29ヶ月目)           1.252
            2024年08月24日(30ヶ月目)           1.227

 30ヶ月目の株価の割合とは、
      2024年8月24日株価÷2022年2月23日株価
の計算式で求められた割合である。


 下記世界株価等状況の記述は、5ヶ月目〜29ヶ月目までは同じであるから、29ヶ月目までを読んでおられる方は素っ飛ばして、30ヶ月目から読まれたし。

 5ヶ月目は0.943であったが、6ヶ月目は0.974となり、下げ続けていた世界株価であったことから、株価は下げ止まったかと思ったが、下げ止まっていなかった。

 7ヶ月目は0.918と今迄の最低を記録した。

 8ヶ月目は少し上昇したが、横ばいと見て良いであろう。

 9ヶ月目は大幅に上昇し0.996となって、2022年2月23日の株価に近づいてきた。

 10月目は9月の勢いを持って2022年2月23日の株価を突破するかと思われたが、そうならなかった。株価は下落し、0.985となった。

 ゼレンスキー大統領の訪米によるアメリカ支援要請がどう出るか。バイデン大統領の弱腰外交が露呈されるかどうか。

 ゼレンスキー大統領の訪米によるウクライナの援助要請に対して、米バイデン大統領は装甲車や戦闘車としてウクライナに3200億円の支援を約束した。

 11ヶ月目は1.030となった。11ヶ月で、世界株価はウクライナ侵攻の経済影響を乗り越える力を身につけた。

 18ヶ国が、株価比1.0を越えた。

 12ヶ月目は1.025となった。前月より少し下がったが1.0を割らなかった。1.0を越えたのは17ヶ国で、アメリカが1.0を割って17ヶ国になってしまった。

 13ヶ月目は0.994で。その理由は上記に述べたごとく、ウクライナ侵攻とは関係無く、アメリカのシリコンバレー銀行、スイスのクレディ・スイス銀行の倒産による金融不安が原因とする英米瑞墺の株価の下落によるものと判断される。

 14ヶ月目の2023年4月は1.035となった。3月のアメリカのシリコンバレー銀行の倒産と、スイスのクレディ・スイス銀行の倒産による金融不安を乗り越えて、アメリカは1.006、イギリスは1.056、イタリアは1.057と1.0を越える株価となり、世界株価は上がった。

 15ヶ月目は1.022となった。アメリカの株価の低迷に比し、日本の株価の上昇が目立つ。
                      アメリカ               日本
   2023年2月         0.987                  1.038
   2023年3月         0.950                  1.035
   2023年4月         1.006                  1.081
   2023年5月         0.977                  1.160

 16ヶ月目は、ウクライナ・ドニエプル川のカホフカ水力発電所のダム破壊され、下流の広い地域に家屋の浸水被害が発生した。

 そして6月23日に、それ迄ワグネルという名前の民間軍事会社というおかしな民間軍隊が、プーチンの命を受けて、ウクライナの東南部を攻撃し、成果を上げていたが、突然、モスクワに向かって軍を進め始めた。反乱である。

 17ヶ月目は1.085と成り、前月は1.041であったから、世界株価高騰である。

 ロシア・モスクワに200km迄迫ったロシアの軍事会社ワグネルは突如進軍を止め占領地ウクライナ東南部に待避し、代表のプリゴジン氏はベラルーシに亡命し、反乱は終わった。

 18ヶ月目は1.081となった。前月は1.085であったから、 少し高値の足固めか。

 8月24日に飛び込んで来たニュース、プーチンの料理人からのし上がり、プーチンの側近中の側近と云われてきた民間軍事会社ワグネルのプリコジン氏が、モスクワからペテルブルグに向かって自家用機で飛行中に爆発死したというニュースには驚いた。

 1ヶ月前は、プーチン軍部に反旗を翻し、反乱は失敗し、ベラルーシに亡命したと思っていたが、モスクワにいたとは。

 19ヶ月目は1.085となった。前月は1.081であったから、 戻り高倍率である。

 20ヶ月目は1.045となった。前月比▲3.7%ダウンである。

 2023年10月7日に、突如ガザ・ハマスが、イスラエルにミサイルを打ち込み、ハマス兵がイスラエルに侵入した。

 これにより、イスラエル側に千人近くの死者を出し、200人以上の人質となった。

 イスラエルはガザに反撃し、ガザにミサイルを撃ち込み、ガザ側の死者は1万人を越えた。2023年イスラエル・ハマス戦争勃発である。

 20ヶ月目の全体株価の前月比▲3.7%ダウンには、ガザ・ハマスのイスラエル 侵入の戦争勃発が大きく影響している。

 イスラエルの株価は、前月比13%下落した。

 1ヶ月前に比し、株価下落した国は、下記である。
     1位 イスラエル   0.871  ▲13%
     2位 UAEドバイ   0.898    ▲10%
          3位 タイ      0.914    ▲9%
     4位 オランダ    0.917    ▲8%
        ベルギー    0.917    ▲8%
 世界株価が1ヶ月で平均3.7%下落している中で、唯一株価上昇している国の株価がある。

 それはロシアの株価で、前月比1.097、9.7%上昇した。不思議な現象である。

 21ヶ月目は、前月比4.5%上昇し、世界株価は上昇している。

 冬に入り、ウクライナ戦況は足踏み状態のようである。

 そうしたウクライナ情勢よりも、現在はイスラエル情勢が世界の戦争ニュースとなっている。

 22ヶ月目は、世界株価が2022年2月比で初めて+10%を超えた。世界の株価は確実に回復して来た。

 ウクライナ戦況は冬で膠着状態である。冬将軍と謂われる現実現象である。

 23ヶ月目は、ウクライナを支援する欧州、米国の戦争疲れが見えだした。 ゼレンスキー大統領が欧州各国に支援をお願いしている。
 イスラエルとハマスの戦争にテレビ・新聞は多く報道し、ウクライナへの関心が薄れつつあるようだ。

 24ヶ月目は、冬であるにも係わらず、ロシアの攻勢が目立つ。

 2024年3月17日にロシア大統領選挙が行われ、現大統領のプーチン氏が出馬する。

 プーチン氏が大統領選挙に勝つための口実として、仕掛けたウクライナとの戦争は勝利である事を国民に示すためにウクライナを攻撃しているという見方もある。

 一方、アメリカ大統領選挙も11月に行われ、共和党はトランプ氏が大統領候補に選ばれそうである。

 トランプ氏は、NATOの加盟国は、アメリカの軍備を当てにせず、自らの金で軍備を拡大せよと主張している。軍備費を負担しない国をアメリカは助けないと云う類の発言をしている。

 このトランプ氏の発言で、欧州のNATO加盟国は慌てだし始めた。

 25ヶ月目は、雪解け近くであるが、ロシアが攻勢を仕掛けている。

 これは、大統領選挙が3月中旬に行われ、それに現職のプーチン氏が立候補し、当選するために、国民にウクライナ戦争はロシアが勝っている事を国民に示す為の攻勢であるという意味合いが多分にある。

 ウクライナの弾薬が底をつきつつあるようである。

 韓国の株価が1.0を超えた。韓国経済は、ウクライナ戦争の経済影響を克服したようである。

 26ヶ月目は、雪解けと共にロシアの攻勢が目立つ。

 ウクライナは弾薬の在庫が底つきそうである。

 ゼレンスキー大統領はアメリカに弾薬及び軍事費の要請をしているが、アメリカも米大統領選が絡み、そしてイスラエルのガザ自治区の戦争が激化し、イスラエルへの援助も絡み、全面的にウクライナ援助の姿勢にはなりきれない。

 アメリカのこの姿勢の隙を狙って、米軍の支援弾薬等がウクライナに到着する前に、ウクライナを叩くということからか、ロシアはウクライナへの攻勢を強めている。

 27ヶ月目も断片的な情報から判断すると、ロシア軍がウクライナ関東部から南部をほぼ掌握しつつある。

 ウクライナ軍は弾薬が枯渇して苦しい戦いになっている。

 プーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領の逮捕状を出した。プーチン大統領は猛烈に反発している。当然のことである。

 そして、プーチン大統領は、戦争開始時より国防大臣を勤めたショイグ氏を解任した。

 27ヶ月目の世界の株価の状況は、欧州の株価は、前月比の変化をみると、フランスを除いて全て上がっている。

 フランスの株価は、
     2024年4月24日   8120.70
     2024年5月25日   8094.97
である。

 マクロン・フランス政権に株価が下落する何かがあったのか。

「天国に一番近い島」映画にもなり、日本人にも人気のある南太平洋のリゾート地であるニューカレドニアは、フランスの領土である。

 フランスの核実験がニューカレドニアの海上で行われた。

 そのニューカレドニアで、島の政は、現地住民の意思が全く反映されていないとして暴動が発生している。

 暴動鎮圧の為に、マクロン大統領も現地入りする事態になっている。
 この事が、先を読むと云われる株価の下落か。

 28ヶ月目は、ロシアが攻撃、ウクライナが防戦の図式は変わらないが、プーチン、ゼレンスキー双方の大統領の外交が目立った。

 ウクライナを支援する欧州、米国も自国の大統領の選挙に忙しく、あたふたしている。

 アメリカの大統領選は、民主党のバイデン現大統領の体の動きが鈍く、大統領選出馬を辞退せょと身内の複数の民社党議員の中から声が出ている。

 イギリスは、スナーク首相の与党が選挙で負け、スナーク氏は首相を去った。

 フランスは、マクロン大統領の与党が選挙で負け第一党の座を明け渡した。

 プーチン大統領は、中国、北朝鮮を訪問し、中国から経済支援、北朝鮮から武器提供を頼み込んでいる。

 29ヶ月目は、ロシアが依然としてウクライナに攻撃を仕掛けているが、どちらが優勢かは、はっきりと分からない。

 7月24日のNHKの報道によれば、ウクライナ海軍の報道官は黒海とつながるアゾフ海について「ロシア海軍の艦船はもういない」と述べた伝える。

 この報道を信ずれば、ウクライナ軍がアゾフ海域の制海権を握ったと云える。

 又、ゼレンスキー大統領は、自国のミサイル開発を順調に進めていると述べ、 ミサイルでロシア軍の補給地や重要な陣地などをに破壊する戦争方針を述べている。

 30ヶ月目は、ウクライナ軍が8月6日早朝、ロシア南西部クルスク州で越境攻撃を行い、ウクライナ軍がロシア領土内に軍隊を進め、ロシア兵を降伏させ捕虜とし、ロシア領土の一部を軍事的に占領する行為に出て、それが成功し、現在も駐留していることである。

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ軍のこのロシア領土占領の行為に驚き、慌てふためき、ロシア国民の徴兵制に踏み出さざるを得ない状況になって居る。

 戦況が攻守逆転の様相である。

 米国株価の2024年1月からの株価は下記である。
     2024年1月   1.128
     2024年2月   1.165
     2024年3月   1.175
     2024年4月   1.146
     2024年5月   1.163
     2024年6月   1.165
     2024年7月   1.201
     2024年8月   1.226
 2024年6月、7月、8月と値上り状態で、良好である。

 欧州株価で1.0以下は、ベルギー株価だけである。

 株価の高い国は、下記である。
     1位   トルコ   4.792
     2位   デンマーク 1.706
     3位   ギリシャ  1.517
          4位   インド      1.452
     5位   日本    1.450
 インドの株価が日本を追い越し4位になり、日本は5位に後退した。インドの株価の上昇がめざましい。

 1位トルコと変わらないが、トルコ株価は、1ヶ月前は5.497であったが、8月は4.792となり、1ヶ月で▲12.8%(4.792÷5.497=0.8717)と大幅に下落した。トルコ経済に何があったのか。

 株価の低い国等は、下記である。
     1位   ロシア   0.746      
     2位   香港    0.749
          3位   タイ    0.801
     4位   中国上海  0.826
     5位   ベトナム  0.855
 
 ロシアの株価は、ウクライナ戦争が始まって最低に近い株価(最低株価は2023年02月24日の 0.745である)となり、下位1位になってしまった。

 ロシアの株価は前月の7月24日では0.891であった。

 1月で▲16%(0.746÷0.891=0.837≒0.84)下落した。

 ウクライナ軍のロシア領クルスク州への越境侵入の事実が、ロシアとウクライナとの戦争は長引き、ロシア経済への影響は大きいと株式市場は読み込んだのであろうか。

 ロシアの株価は、下記である。
            2022年2月23日   1226.69ルーブル
      2022年3月24日    −
      2022年4月24日       0.757
      2022年5月24日       1.036
      2022年6月24日       1.153
      2022年7月24日       0.947
      2022年8月24日       0.966
      2022年9月24日       0.957
      2022年10月24日      0.864
      2022年11月24日      0.941
      2022年12月24日      0.785
      2023年01月24日      0.821
      2023年02月24日      0.745
            2023年03月24日      0.801
            2023年04月24日      0.836
            2023年05月24日      0.850
            2023年06月24日      0.848
            2023年07月24日      0.833
            2023年08月24日      0.850
            2023年09月24日      0.815
            2023年10月24日      0.894
            2023年11月24日      0.937
            2023年12月24日      0.862
            2024年01月24日      0.924
            2024年02月24日      0.866
            2024年03月24日      0.906
            2024年04月24日      0.954
            2024年05月25日      0.975
            2024年06月24日      0.939
            2024年07月24日      0.891
            2024年08月24日      0.746


 中国上海株価が、下位4位に顔を出してきた。

 下記に、分析した世界株価を記す。日経225のデータによる。2024年08月24日の東京17:04の株価である。


  2022年2月23日a 2024年6月24日y 割合y/a 2024年7月24日z 割合z/a 2024年8月24日aa 割合aa/a
国名 価格 価格   価格   価格  
日本 26449.61 38804.65 1.467 39154.85 1.480 38364.27 1.450
アメリカ 33596.61 39150.33 1.165 40358.09 1.201 41175.08 1.226
イギリス 7494.21 8278.32 1.105 8165.47 1.090 8327.78 1.111
ドイツ 14693.00 18266.05 1.243 18449.65 1.256 18633.10 1.268
フランス 6787.60 7689.78 1.133 7531.16 1.110 7577.04 1.116
スイス 11959.39 12097.60 1.012 12224.22 1.022 12351.80 1.033
イタリア 26043.96 33695.00 1.294 34542.00 1.326 33650.17 1.292
スペイン 8493.20 11108.00 1.308 11228.88 1.322 11278.10 1.328
オランダ 731.96 927.63 1.267 910.62 1.244 908.56 1.241
ベルギー 3959.15 3956.99 0.999 4044.16 1.021 3689.71 0.932
オーストリア 3668.12 3617.57 0.986 3686.32 1.005 3698.07 1.008
ポルトガル 5464.92 6582.31 1.204 6882.55 1.259 6698.07 1.226
ギリシャ 944.18 1424.04 1.508 1467.79 1.555 1432.60 1.517
スウエーデン 2157.92 2578.82 1.195 2579.95 1.196 2559.27 1.186
ノルウエー 1179.84 1410.27 1.195 1445.22 1.225 1434.48 1.216
デンマーク 1596.92 2866.87 1.795 2726.91 1.708 2724.65 1.706
ロシア 1226.69 1151.93 0.939 1092.67 0.891 915.64 0.746
トルコ 2017.46 10741.77 5.324 11089.35 5.497 9668.10 4.792
南アフリカ 75653.88 80360.19 1.062 80729.88 1.067 84351.57 1.115
ニュージランド 12154.07 11627.86 0.957 12530.99 1.031 12529.99 1.031
オーストラリア 7417.80 7975.10 1.075 8205.50 1.106 8249.10 1.112
韓国 2706.79 2764.75 1.021 2758.82 1.019 2701.69 0.998
台湾 17969.29 22813.70 1.270 22871.84 1.273 22158.05 1.233
中国・上海 3457.15 2963.10 0.857 2901.95 0.839 2854.37 0.826
香港 23520.00 18027.71 0.766 17311.05 0.736 17612.10 0.749
フィリッピン 7440.91 6272.46 0.843 6753.12 0.908 6961.96 0.936
ベトナム 1503.47 1254.12 0.834 1238.47 0.824 1285.32 0.855
タイ 1691.12 1316.73 0.779 1298.08 0.768 1354.87 0.801
マレーシア 1576.96 1589.66 1.008 1621.14 1.028 1635.74 1.037
シンガポール 3400.58 3314.14 0.975 3460.82 1.018 3387.99 0.996
インドネシア 6861.99 6903.84 1.006 7273.76 1.060 7544.30 1.099
インド 17092.20 23537.85 1.377 24438.95 1.430 24823.15 1.452
サウジ 12561.60 11702.18 0.932 12095.96 0.963 12194.43 0.971
UAEドバイ 3307.01 3999.12 1.209 4230.20 1.279 4292.67 1.298
イスラエル 1978.71 1965.48 0.993 2070.18 1.046 2051.21 1.037
      1.232   1.252   1.227


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