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2786) ロシア、ウクライナ侵攻31ヶ月目 世界株価ロシア下位1位変わらず0.779


 ロシアが、ウクライナ南東部2州に傀儡政権を作り、ウクライナに侵攻して31ヶ月目になった。

 2024年9月24日の世界株価を記す。

 戦況及びウクライナ状況、世界の外交等の動きを、新聞ウエブの主な見出等を時系列に下記に列記する。

****


2024年8月24日 BBC
・インドのナレンドラ・モディ首相は23日、ロシアによる侵攻が続くウクライナを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。モディ氏は平和実現のため、自分自身が役割を果たす用意があると、ゼレンスキー氏に伝えたという。

2024年8月26日 19時08分  キーウ=藤原学思 朝日新聞
・ロシア軍は26日朝、ウクライナに大規模攻撃を仕掛けた。ゼレンスキー大統領によると、ミサイル100発以上、ドローン(無人機)約100機が使われ、シュミハリ首相は被害が15地域に及んだと報告した。

2024年8月27日 21:13 【ニューデリー=岩城聡】日本経済新聞
・インドのモディ首相は26?27日、米国のバイデン大統領やロシアのプーチン大統領と相次いで電話協議した。インド外務省などによると、モディ氏はロシアが侵略するウクライナ情勢を巡り、対話による解決の必要性を訴えた。

2024年9月2日 12時11分 テレ朝news
・ロシアに過去最大のドローン攻撃か モスクワの製油所で火災発生
ロシア国防省は1日、ウクライナ軍のドローン158機を迎撃したと発表しました。

2024年9月2日 18時49分 NHK
・ロシアのプーチン大統領は2日、ウクライナ軍がロシア西部のクルスク州で1か月近くにわたって続けている越境攻撃について「ウクライナ東部、ドンバス地域でのロシア軍の進軍を止めようとした試みだ」と述べました。

2024年09月03日06時42分 時事
・ウクライナ侵攻を続けるロシアが8月に占領した領土が、東京23区の4分の3に相当する477平方キロとなったことが分かった。月間としては、2022年10月以降で最大。米シンクタンク戦争研究所のデータをもとにAFP通信が分析した。

2024年09月04日 22時56分 【キーウ共同】
・ウクライナ非常事態庁は4日、ロシア軍による3日の中部ポルタワ市への弾道ミサイル攻撃の死者が53人となり、負傷者が290人以上に上ったと発表した。
2024年9月10日18:03 朝日新聞 ヤフー
・ロシア国防省は10日、ウクライナ軍のドローン(無人機)144機をロシアの9州で撃墜したと発表した。モスクワ郊外では住宅や空港などで火災が発生して1人が死亡。

2024年9月10日 19:34 【モスクワ、キーウ=共同】日経新聞
・ロシア各地に9日夜から10日未明にかけてウクライナ軍による無人機攻撃があり、モスクワ州のボロビヨフ知事によると同州ラメンスコエでアパートが損傷し、女性(46)が死亡した。負傷者は3人。

2024年9月12日 20:15 読売新聞
・ウクライナが越境攻撃したクルスク州、ロシアが反撃開始か…「10の集落」奪還と主張

2024年9月16日21:41 時事
・ロシアのプーチン大統領は16日、ロシア軍の総兵力を12月1日に18万人増員し、150万人にする大統領令に署名した

2024年9月18日 12:52 【キーウ=共同】日本経済新聞
・英国防省は17日、ウクライナ侵略でロシア軍の死傷者が61万人を超えたとの推計を発表した。ロシア軍が前線に投入する兵力を補充する必要に迫られ、新兵動員を続けていると指摘した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは両軍の死傷者は計約100万人で、ロシア側の死者は約20万人、負傷者は約40万人だと報じた。

2024年9月20日 10:04 読売新聞
・プーチン大統領、無人機140万機が納入予定と表明…「現代の戦闘に不可欠」と昨年の10倍規模

2024年9月22日 20時38分 NHK
・ウクライナ軍参謀本部は21日、ロシア南部のクラスノダール地方にある弾薬庫を攻撃したと発表しました
 ウクライナ当局は20日から21日にかけて、東部ドニプロペトロウシク州で住宅や車両が攻撃を受け、子ども2人を含む5人が死亡したほか、東部ハルキウ州では高層の集合住宅が被害を受け、21人がけがをしたと発表しました。

2024年9月24日 8時06分 NHK
・ロシア外務省は23日、ウクライナが8月からロシア西部で行っている越境攻撃で、少なくとも民間人56人が死亡したと主張しました。一方、ロイター通信によりますと、ウクライナ側は民間人を標的にすることはないなどとして反論したということで、双方の主張は大きく食い違っています。


****


 ウクライナ侵攻前の2022年2月23日の世界株価を1.0とすると、2024年9月24日の世界株価の平均は、1.249となった。前月比+1.8%上昇である。先月8月は▲2.0%であったから、先々月の水準にほぼ戻ったということである。

 1.249の株価になったとはいえ、ウクライナ戦争始まって以来2位という高い株価である。

 過去の株価数値は下記である。
            2022年2月23日(侵攻前日)       1.000
            2022年3月24日(1ヶ月目)               0.999
            2022年4月24日(2ヶ月目)               0.994
            2022年5月24日(3ヶ月目)               0.963
            2022年6月24日(4ヶ月目)               0.931
            2022年7月24日(5ヶ月目)               0.943
            2022年8月24日(6ヶ月目)               0.974
            2022年9月24日(7ヶ月目)               0.918
            2022年10月24日(8ヶ月目)              0.926
            2022年11月24日(9ヶ月目)              0.996
      2022年12月24日(10ヶ月目)             0.985
      2023年1月24日(11ヶ月目)             1.030
      2023年2月24日(12ヶ月目)             1.025
      2023年3月24日(13ヶ月目)             0.994
      2023年4月24日(14ヶ月目)             1.035
            2023年5月24日(15ヶ月目)              1.022
            2023年6月24日(16ヶ月目)              1.041
            2023年7月24日(17ヶ月目)              1.085
            2023年8月24日(18ヶ月目)              1.081
            2023年9月24日(19ヶ月目)              1.085
            2023年10月24日(20ヶ月目)             1.045
            2023年11月24日(21ヶ月目)             1.092
            2023年12月24日(22ヶ月目)             1.107
            2024年01月24日(23ヶ月目)             1.122
            2024年02月24日(24ヶ月目)             1.176
            2024年03月24日(25ヶ月目)             1.198
            2024年04月24日(26ヶ月目)             1.205
            2024年05月25日(27ヶ月目)           1.241
            2024年06月24日(28ヶ月目)           1.232
            2024年07月24日(29ヶ月目)           1.252
            2024年08月24日(30ヶ月目)           1.227
            2024年09月24日(31ヶ月目)           1.249

 31ヶ月目の株価の割合とは、
      2024年9月24日株価÷2022年2月23日株価
の計算式で求められた割合である。


 下記世界株価等状況の記述は、、5ヶ月目〜30ヶ月目までは同じであるから、30ヶ月目までを読んでおられる方は素っ飛ばして、31月目から読まれたし。

 5ヶ月目は0.943であったが、6ヶ月目は0.974となり、下げ続けていた世界株価であったことから、株価は下げ止まったかと思ったが、下げ止まっていなかった。

 7ヶ月目は0.918と今迄の最低を記録した。

 8ヶ月目は少し上昇したが、横ばいと見て良いであろう。

 9ヶ月目は大幅に上昇し0.996となって、2022年2月23日の株価に近づいてきた。

 10月目は9月の勢いを持って2022年2月23日の株価を突破するかと思われたが、そうならなかった。株価は下落し、0.985となった。

 ゼレンスキー大統領の訪米によるアメリカ支援要請がどう出るか。バイデン大統領の弱腰外交が露呈されるかどうか。

 ゼレンスキー大統領の訪米によるウクライナの援助要請に対して、米バイデン大統領は装甲車や戦闘車としてウクライナに3200億円の支援を約束した。

 11ヶ月目は1.030となった。11ヶ月で、世界株価はウクライナ侵攻の経済影響を乗り越える力を身につけた。

 18ヶ国が、株価比1.0を越えた。

 12ヶ月目は1.025となった。前月より少し下がったが1.0を割らなかった。1.0を越えたのは17ヶ国で、アメリカが1.0を割って17ヶ国になってしまった。

 13ヶ月目は0.994で。その理由は上記に述べたごとく、ウクライナ侵攻とは関係無く、アメリカのシリコンバレー銀行、スイスのクレディ・スイス銀行の倒産による金融不安が原因とする英米瑞墺の株価の下落によるものと判断される。

 14ヶ月目の2023年4月は1.035となった。3月のアメリカのシリコンバレー銀行の倒産と、スイスのクレディ・スイス銀行の倒産による金融不安を乗り越えて、アメリカは1.006、イギリスは1.056、イタリアは1.057と1.0を越える株価となり、世界株価は上がった。

 15ヶ月目は1.022となった。アメリカの株価の低迷に比し、日本の株価の上昇が目立つ。
                      アメリカ               日本
   2023年2月         0.987                  1.038
   2023年3月         0.950                  1.035
   2023年4月         1.006                  1.081
   2023年5月         0.977                  1.160

 16ヶ月目は、ウクライナ・ドニエプル川のカホフカ水力発電所のダム破壊され、下流の広い地域に家屋の浸水被害が発生した。

 そして6月23日に、それ迄ワグネルという名前の民間軍事会社というおかしな民間軍隊が、プーチンの命を受けて、ウクライナの東南部を攻撃し、成果を上げていたが、突然、モスクワに向かって軍を進め始めた。反乱である。

 17ヶ月目は1.085と成り、前月は1.041であったから、世界株価高騰である。

 ロシア・モスクワに200km迄迫ったロシアの軍事会社ワグネルは突如進軍を止め占領地ウクライナ東南部に待避し、代表のプリゴジン氏はベラルーシに亡命し、反乱は終わった。

 18ヶ月目は1.081となった。前月は1.085であったから、 少し高値の足固めか。

 8月24日に飛び込んで来たニュース、プーチンの料理人からのし上がり、プーチンの側近中の側近と云われてきた民間軍事会社ワグネルのプリコジン氏が、モスクワからペテルブルグに向かって自家用機で飛行中に爆発死したというニュースには驚いた。

 1ヶ月前は、プーチン軍部に反旗を翻し、反乱は失敗し、ベラルーシに亡命したと思っていたが、モスクワにいたとは。

 19ヶ月目は1.085となった。前月は1.081であったから、 戻り高倍率である。

 20ヶ月目は1.045となった。前月比▲3.7%ダウンである。

 2023年10月7日に、突如ガザ・ハマスが、イスラエルにミサイルを打ち込み、ハマス兵がイスラエルに侵入した。

 これにより、イスラエル側に千人近くの死者を出し、200人以上の人質となった。

 イスラエルはガザに反撃し、ガザにミサイルを撃ち込み、ガザ側の死者は1万人を越えた。2023年イスラエル・ハマス戦争勃発である。

 20ヶ月目の全体株価の前月比▲3.7%ダウンには、ガザ・ハマスのイスラエル 侵入の戦争勃発が大きく影響している。

 イスラエルの株価は、前月比13%下落した。

 1ヶ月前に比し、株価下落した国は、下記である。
     1位 イスラエル   0.871  ▲13%
     2位 UAEドバイ   0.898    ▲10%
          3位 タイ      0.914    ▲9%
     4位 オランダ    0.917    ▲8%
        ベルギー    0.917    ▲8%
 世界株価が1ヶ月で平均3.7%下落している中で、唯一株価上昇している国の株価がある。

 それはロシアの株価で、前月比1.097、9.7%上昇した。不思議な現象である。

 21ヶ月目は、前月比4.5%上昇し、世界株価は上昇している。

 冬に入り、ウクライナ戦況は足踏み状態のようである。

 そうしたウクライナ情勢よりも、現在はイスラエル情勢が世界の戦争ニュースとなっている。

 22ヶ月目は、世界株価が2022年2月比で初めて+10%を超えた。世界の株価は確実に回復して来た。

 ウクライナ戦況は冬で膠着状態である。冬将軍と謂われる現実現象である。

 23ヶ月目は、ウクライナを支援する欧州、米国の戦争疲れが見えだした。 ゼレンスキー大統領が欧州各国に支援をお願いしている。
 イスラエルとハマスの戦争にテレビ・新聞は多く報道し、ウクライナへの関心が薄れつつあるようだ。

 24ヶ月目は、冬であるにも係わらず、ロシアの攻勢が目立つ。

 2024年3月17日にロシア大統領選挙が行われ、現大統領のプーチン氏が出馬する。

 プーチン氏が大統領選挙に勝つための口実として、仕掛けたウクライナとの戦争は勝利である事を国民に示すためにウクライナを攻撃しているという見方もある。

 一方、アメリカ大統領選挙も11月に行われ、共和党はトランプ氏が大統領候補に選ばれそうである。

 トランプ氏は、NATOの加盟国は、アメリカの軍備を当てにせず、自らの金で軍備を拡大せよと主張している。軍備費を負担しない国をアメリカは助けないと云う類の発言をしている。

 このトランプ氏の発言で、欧州のNATO加盟国は慌てだし始めた。

 25ヶ月目は、雪解け近くであるが、ロシアが攻勢を仕掛けている。

 これは、大統領選挙が3月中旬に行われ、それに現職のプーチン氏が立候補し、当選するために、国民にウクライナ戦争はロシアが勝っている事を国民に示す為の攻勢であるという意味合いが多分にある。

 ウクライナの弾薬が底をつきつつあるようである。

 韓国の株価が1.0を超えた。韓国経済は、ウクライナ戦争の経済影響を克服したようである。

 26ヶ月目は、雪解けと共にロシアの攻勢が目立つ。

 ウクライナは弾薬の在庫が底つきそうである。

 ゼレンスキー大統領はアメリカに弾薬及び軍事費の要請をしているが、アメリカも米大統領選が絡み、そしてイスラエルのガザ自治区の戦争が激化し、イスラエルへの援助も絡み、全面的にウクライナ援助の姿勢にはなりきれない。

 アメリカのこの姿勢の隙を狙って、米軍の支援弾薬等がウクライナに到着する前に、ウクライナを叩くということからか、ロシアはウクライナへの攻勢を強めている。

 27ヶ月目も断片的な情報から判断すると、ロシア軍がウクライナ関東部から南部をほぼ掌握しつつある。

 ウクライナ軍は弾薬が枯渇して苦しい戦いになっている。

 プーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領の逮捕状を出した。プーチン大統領は猛烈に反発している。当然のことである。

 そして、プーチン大統領は、戦争開始時より国防大臣を勤めたショイグ氏を解任した。

 27ヶ月目の世界の株価の状況は、欧州の株価は、前月比の変化をみると、フランスを除いて全て上がっている。

 フランスの株価は、
     2024年4月24日   8120.70
     2024年5月25日   8094.97
である。

 マクロン・フランス政権に株価が下落する何かがあったのか。

「天国に一番近い島」映画にもなり、日本人にも人気のある南太平洋のリゾート地であるニューカレドニアは、フランスの領土である。

 フランスの核実験がニューカレドニアの海上で行われた。

 そのニューカレドニアで、島の政は、現地住民の意思が全く反映されていないとして暴動が発生している。

 暴動鎮圧の為に、マクロン大統領も現地入りする事態になっている。
 この事が、先を読むと云われる株価の下落か。

 28ヶ月目は、ロシアが攻撃、ウクライナが防戦の図式は変わらないが、プーチン、ゼレンスキー双方の大統領の外交が目立った。

 ウクライナを支援する欧州、米国も自国の大統領の選挙に忙しく、あたふたしている。

 アメリカの大統領選は、民主党のバイデン現大統領の体の動きが鈍く、大統領選出馬を辞退せょと身内の複数の民社党議員の中から声が出ている。

 イギリスは、スナーク首相の与党が選挙で負け、スナーク氏は首相を去った。

 フランスは、マクロン大統領の与党が選挙で負け第一党の座を明け渡した。

 プーチン大統領は、中国、北朝鮮を訪問し、中国から経済支援、北朝鮮から武器提供を頼み込んでいる。

 29ヶ月目は、ロシアが依然としてウクライナに攻撃を仕掛けているが、どちらが優勢かは、はっきりと分からない。

 7月24日のNHKの報道によれば、ウクライナ海軍の報道官は黒海とつながるアゾフ海について「ロシア海軍の艦船はもういない」と述べた伝える。

 この報道を信ずれば、ウクライナ軍がアゾフ海域の制海権を握ったと云える。

 又、ゼレンスキー大統領は、自国のミサイル開発を順調に進めていると述べ、 ミサイルでロシア軍の補給地や重要な陣地などをに破壊する戦争方針を述べている。

 30ヶ月目は、ウクライナ軍が6日早朝、ロシア南西部クルスク州で越境攻撃を行い、ウクライナ軍がロシア領土内に軍隊を進め、ロシア兵を降伏させ捕虜とし、ロシア領土の一部を軍事的に占領する行為に出て、それが成功し、現在も駐留していることである。

 ロシアのプーチンは、ウクライナ軍のこのロシア領土占領の行為に驚き、慌てふためき、ロシア国民の徴兵制に踏み出さざるを得ない状況になって居る。

 戦況が攻守逆転の様相である。

 31ヶ月目は、ウクライナ、ロシア双方が無人飛行機ドローンを使って互いに攻撃するという戦闘が続いている。

 2024年の現代の戦争は、前はおもちゃの概念であったのが、いつの間にか戦闘機に変わるというドローンという小さい無人飛行機の戦いである。

 戦争のやり方も変化して来た。

 ロシア南西部クルスク州は、ウクライナ軍が越境侵入して占領した状態が続いている。

 ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地ウグレダルを制圧した模様である。

 8月23日に、インドのモディ首相がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談したというニュースが流れた。

 インドを、IT大国そして メイク イン インド の政策で、中国を越す経済大国に作りあげたモディ首相が動いている。

 ウクライナ戦争終了の道筋が作られようとしているのか。

 株価の高い国は、下記である。
     1位   トルコ   4.994
     2位   デンマーク 1.604
     3位   ギリシャ  1.538
          4位   インド      1.518(先月1.452)
     5位   日本    1.434
 インドの株価の上昇が続く。

 インドの株価は、先月は日本を追い越し4位になり、日本は5位に後退した。3位のギリシャの株価に近づきつつある。

 株価の低い国等は、下記である。
     1位   ロシア   0.779      
     2位   香港    0.808
          3位      中国上海  0.828
          4位   ベトナム  0.849
     5位   タイ    0.865
 
 ロシアの株価は、ウクライナ戦争が始まって先月の2024年8月に最低の株価0.748となり、下位1位になってしまった。
 8月も株価は少し上がったが、引き続き下位1位である。

 ロシアの株価は、下記である。
            2022年2月23日   1226.69ルーブル
      2022年3月24日    −
      2022年4月24日       0.757
      2022年5月24日       1.036
      2022年6月24日       1.153
      2022年7月24日       0.947
      2022年8月24日       0.966
      2022年9月24日       0.957
      2022年10月24日      0.864
      2022年11月24日      0.941
      2022年12月24日      0.785
      2023年01月24日      0.821
      2023年02月24日      0.745
            2023年03月24日      0.801
            2023年04月24日      0.836
            2023年05月24日      0.850
            2023年06月24日      0.848
            2023年07月24日      0.833
            2023年08月24日      0.850
            2023年09月24日      0.815
            2023年10月24日      0.894
            2023年11月24日      0.937
            2023年12月24日      0.862
            2024年01月24日      0.924
            2024年02月24日      0.866
            2024年03月24日      0.906
            2024年04月24日      0.954
            2024年05月25日      0.975
            2024年06月24日      0.939
            2024年07月24日      0.891
            2024年08月24日      0.746
            2024年09月24日      0.779


 中国上海株価が、下位4位から3位になり、タイが下位5位と下がった。

 下記に、分析した世界株価を記す。日経225のデータによる。2024年09月24日の東京21:30の株価である。


  2022年2月23日a 2024年7月24日z 割合z/a 2024年8月24日aa 割合aa/a 2024年9月24日ab 割合ab/a
国名 価格 価格   価格   価格  
日本 26449.61 39154.85 1.480 38364.27 1.450 37940.59 1.434
アメリカ 33596.61 40358.09 1.201 41175.08 1.226 42124.65 1.254
イギリス 7494.21 8165.47 1.090 8327.78 1.111 8275.18 1.104
ドイツ 14693.00 18449.65 1.256 18633.10 1.268 18950.75 1.290
フランス 6787.60 7531.16 1.110 7577.04 1.116 7601.48 1.120
スイス 11959.39 12224.22 1.022 12351.80 1.033 12029.00 1.006
イタリア 26043.96 34542.00 1.326 33650.17 1.292 33823.00 1.299
スペイン 8493.20 11228.88 1.322 11278.10 1.328 11773.65 1.386
オランダ 731.96 910.62 1.244 908.56 1.241 904.92 1.236
ベルギー 3959.15 4044.16 1.021 3689.71 0.932 4251.76 1.074
オーストリア 3668.12 3686.32 1.005 3698.07 1.008 3601.94 0.982
ポルトガル 5464.92 6882.55 1.259 6698.07 1.226 6766.21 1.238
ギリシャ 944.18 1467.79 1.555 1432.60 1.517 1451.77 1.538
スウエーデン 2157.92 2579.95 1.196 2559.27 1.186 2593.11 1.202
ノルウエー 1179.84 1445.22 1.225 1434.48 1.216 1417.63 1.202
デンマーク 1596.92 2726.91 1.708 2724.65 1.706 2592.61 1.624
ロシア 1226.69 1092.67 0.891 915.64 0.746 956.01 0.779
トルコ 2017.46 11089.35 5.497 9668.10 4.792 10074.37 4.994
南アフリカ 75653.88 80729.88 1.067 84351.57 1.115 84777.56 1.121
ニュージランド 12154.07 12530.99 1.031 12529.99 1.031 12303.99 1.012
オーストラリア 7417.80 8205.50 1.106 8249.10 1.112 8385.10 1.130
韓国 2706.79 2758.82 1.019 2701.69 0.998 2631.27 0.972
台湾 17969.29 22871.84 1.273 22158.05 1.233 22431.78 1.248
中国・上海 3457.15 2901.95 0.839 2854.37 0.826 2863.13 0.828
香港 23520.00 17311.05 0.736 17612.10 0.749 19000.56 0.808
フィリッピン 7440.91 6753.12 0.908 6961.96 0.936 7432.21 0.999
ベトナム 1503.47 1238.47 0.824 1285.32 0.855 1276.99 0.849
タイ 1691.12 1298.08 0.768 1354.87 0.801 1462.10 0.865
マレーシア 1576.96 1621.14 1.028 1635.74 1.037 1670.37 1.059
シンガポール 3400.58 3460.82 1.018 3387.99 0.996 3622.74 1.065
インドネシア 6861.99 7273.76 1.060 7544.30 1.099 7778.49 1.134
インド 17092.20 24438.95 1.430 24823.15 1.452 25940.40 1.518
サウジ 12561.60 12095.96 0.963 12194.43 0.971 12268.42 0.977
UAEドバイ 3307.01 4230.20 1.279 4292.67 1.298 4453.65 1.347
イスラエル 1978.71 2070.18 1.046 2051.21 1.037 2052.94 1.038
      1.252   1.227   1.249


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